脱毛サロンは昔から変わらず、常に需要が増加していますが、中にはトラブルを経験する人も少なくないと思います。
私も数々のトラブルを経験してきた1人です。
今回は脱毛サロンでよくあるトラブルや、原因、対処方法について紹介します。
高額な料金や契約解除の難しさ、施術の効果不足など、注意すべき点がいくつかありますので、契約する前に正しい知識を身につけてトラブルを避け、安心して脱毛を受けましょう。
3つのサロンで脱毛を受けてきましたが、その内2つのサロンでトラブルに巻き込まれ散々な思いをしてきました。みなさんにもお伝えできればと思います。
男性も増加! 脱毛サロンにおけるトラブル相談件数
まずトラブル件数ですが、年間3,000件弱の相談が国民生活センターに寄せられているそうです。
2020年頃からは男性の相談も増え、件数も4,000件超え。
2022年は前年の約4倍にもなり、相談件数は1万5,000件以上という事態になっています。
また国民生活センターのサイトを見ると、10代~20代の割合が高いのも分かります。
では実際にどのようなトラブルが多いのか詳しくみていきましょう。
脱毛サロンでよくあるトラブル5選!!
脱毛サロンでは大きく分けて、この5種類のトラブルがよく起こります。
- 予約が全く取れない
- 施術後の肌トラブル
- 脱毛効果が低い
- 中途解約時に高額な解約金
- 解約しても返金されない
それでは各種類のトラブルを未然に防ぐ方法、起きてしまった時の対処法をご紹介します。
トラブル① 予約が全く取れない
これは一番よくあるトラブルでは無いでしょうか。
私自身も通ったサロン全てで体験してます。
最初は優先的に取ってくれるたりするので比較的取りやすいですが、何回か受ける内に予約が取りづらくなってきたという話もよくありますよね。
予約が取りづらい理由は単純に人手不足だからです。
脱毛する年齢層や性別の幅は広がっているのにスタッフは一向に増えずキャパオーバー。
人手不足のため、次々に店舗が閉店してしまい、またさらに予約が取りづらいという悪循環が永遠に続いているわけです。
予約を取るのが遅いからとか、人気店だからという情報も出てくると思いますが、ただ単にスタッフさんの数が足りていないだけだと思います。
- 施術後すぐに次の予約を取る
- 店舗を変える
脱毛は毛周期が非常に重要になってきますので、周期を逃さないように施術後はすぐに予約を取っておきましょう。
3か月後の予定なんて分からないと思うかもしれませんが、とりあえず予約は入れておくべきです。
1~2週間前に予約を取ろうとしても、運がよくない限り予約は出来ないと思います。
また同じ会社でも店舗を変えると予約が取りやすい事が多いです。
少し離れて通いづらくなるかもしれませんが、違う店舗の予約状況を確認してみるのもスムーズに予約を取るコツです。
トラブル② 施術後の肌トラブル
脱毛でよくある肌トラブルは下記の4つです。
- 赤みやかぶれ
- 痛みがひどい
- 色素沈着
- 細菌感染
肌トラブルが起きた時は、すぐにサロンに連絡してください。
提携している皮膚科を紹介してくれたり、受診費用を負担してくれるサロンもあります。
このあたりは契約前にしっかり確認しておきましょう。
お肌に跡を残さないためにも、早めに処置しましょう!
- 施術前後のケアを怠らない
- サロンを選ぶ際は肌トラブルに関する契約を忘れずにチェック
トラブル③ 脱毛効果が低い
脱毛の効果がなかなか出ない理由は下記のような事があります。
- 保湿が十分にされていない
- サロン側の管理
- 出力が低い
①保湿が十分にされていない
脱毛をする上で保湿は非常に重要なポイントになります。
普段から常に潤っている状態を維持出来るように日々の保湿ケアを入念におこないましょう。
②サロン側の管理
機器が古かったり、保守管理がしっかり行き届いていないサロンや店舗があるのも事実です。
また施術者の技術が低いと、光の当て漏れなども起きるので注意が必要です。
③出力が低い
機械の出力が低いと脱毛の効果が薄いと感じる事があると思います。
肌の状態や施術箇所により照射レベルが変わるので、少しでも気になる事や効果が全く感じられないなどの違和感を感じたら、サロンに相談してみましょう。
- 肌の保湿を徹底的に!
- 施術前の準備をしっかりする
- スタッフさんと何でも相談できる関係性を作っておく
脱毛は毛周期と保湿が全ての鍵を握ります!!
トラブル④ 中途解約時に高額な解約金
初めは解約するつもりなんて無かったかもしれませんが、実際に通い始めると色々な事情により解約せざるを得ない状況になる事もあると思います。
契約書には分かりづらい文言で解約時の記載がある場合もあります。
必ず契約する前にしっかり確認して理解しておく事が大切です。
- 長期間にわたる契約は「解約しなければならないとき」も想定する
- 契約書面で有償の期間・回数と単価を確認
- 相談窓口を確認しておく
注意してほしいのは「通い放題」「期間・回数無制限」の契約の構造です。
これは「有償で施術を受けられる期間・回数」と「無償で施術を受けられる期間・回数」とに分かれているので必ず確認してください。
同じように「有償」と「無償」の期間と回数は中途解約の清算時に影響してきます。
どうせ解約しないし大丈夫と思わずに、必ず解約する時の事を考えてサロンの中途解約時のルールを確認するようにしましょう。
トラブル⑤ 解約しても返金されない
一番怖いけど、よくあるのが脱毛サロンが倒産するケースです。
倒産してしまうと返金は難しくなります。
誰もが聞いた事あるような大手のサロンでも倒産、経営破綻している事例はたくさんあります。
なので脱毛サロンは大手だから安心というわけではないようですね。
「予約が取れないほど人気」と言われているサロンはむしろ大丈夫かな?と疑ってみましょう。
- 契約前にSNS等で情報収集をする
- 相談窓口を確認しておく
脱毛サロンのトラブルを回避するためにできること
見て頂いたように、脱毛サロンでのトラブルは本当にたくさんあります。
トラブルを回避するためには、契約前に不明点を無くす事が重要になってきます。
分からない所は理解できるまで何度でも質問してみましょう。
また、SNSでも情報収集は重要な役割を果たしてくれます。
悪い情報はSNSにアップされやすいので、忘れずに必ずチェックしてくださいね。
\トラブルを防ぐポイントはこちらの記事でも詳しく解説しています/